資産形成における株の貢献

「経済的に自由な人」という言葉がよく聞かれます。これはどういう意味でしょうか?
通例は、労働の対価にお金を貰うという構図が一般的です。つまりは普通、人はお金の為に働く必要があります。頑張って働いて高い収入を得た人は、更なる高い収入を目指して懸命に働きます。幸運にも高い収入が得られた人は、高級車を買ったり、高級住宅街に住んだり、高いブランド品を買ったりします。その生活レベルを維持する為に更に高い収入を目指します。

「経済的に自由な人」というのは、お金のために働く必要のない人です。お金のために働く必要がないから、経済的に自由というわけです。こういった人は、働かなくても収入をもたらしてくれる資産を持っています。勿論、こういったお金持ちは、持ち家や車も所有しているでしょうが、その資産は、そういったかかる経費や支出を上回っているから経済的に自由なのです。では、月々の収入に頼る普通の人が経済的に自由になれないかというと、決してそうではありません。その方法は、上述した資産を増やし、支出(負債)を減らせばいいのです。勿論、すぐにその状態になれるかというとそう簡単なものではありません。

資産を増やす方法はいくつかあります。不動産もありますし、株や債権、投資信託等の金融資産もあります。ただし、それらが働かなくても定期的に収入をもたらしてくれるものが理想的です。不動産を購入してアパートを建てて、賃貸料を得るという方法もあります。ただ、土地の価値が下がったり、入居者が減ることで、一定収入が得られないというリスクもあります。投資というのは資産を増やす上で当然リスクも抱えることになるのです。一方、金融資産はどうでしょうか?
ここに、こんなデータがあります。もし、仮に1802年に1ドルを200年間投資した場合、その金融資産はいくらになるかという計算結果です。現金をそのまま投資しないで持っていれば、その価値は相変わらず1ドルです。金(ゴールド)だとどうでしょうか?その価値は14.8倍になっています。株式に投資した場合はどうでしょうか?なんと、その価値は888万倍の888万ドルになるという計算になるのです。

株式はご存知の通り、経済状態や地域リスクによって日々変動します。暴騰することもあれば、暴落することもあります、しかし、長期間で見れば、過去その資産形成に多大な貢献をしてきたことは明らかです。長期間の資産形成をするためにはそれ相応の投資方法について学ぶ必要があります。しかし、その学びが新たな学びを生み出し、その結果、将来個人の資産を少しずつ形作っていきます。株式会社のオーナーは諸説考え方はありますが、やはり株主のものであるという考え方が一般的です。有望な会社を資金的に援助することでその会社の経営を支え、その会社の成長を後押しする。その結果得られた利益の一部を株主は配当として定期的に得ることができます。併せて会社の成長と将来的期待を得られると株価の上昇という恩恵も得られます。今も昔も株式投資という投資手段は、「経済的に自由な人」を目指す人に貢献する最も有効な手段なのです。